~ポジティブな影響力~
■リーダーシップを発揮してチームメンバーを育てる
コーチング(Coaching)とティーチング(Teaching)
【目標】
- チームメンバーの育成方法を理解し、自ら育成プランを立案できるようになる。
【内容】
- 人を育成するための基本的な考え方
- コーチング(Coaching)とは何か(「引き出す」アプローチの重要性)
- コーチング(Coaching)の意味と歴史
- パワフルクエスチョン(Powerful Question)の活用方法
- GROWモデルの概要と活用イメージの理解
- ティーチング(Teaching):知識やスキルを体系的に伝える手法
- ティーチング(Teaching)のサイクル:
「明確に教える」 → 「指導したとおりに実践させる」 → 「実践した事実を振り返る」 → 「コーチングアプローチで、気づきの共有・改善案・アクションプランを合意する」、という育成プロセス

【補足説明】
- ティーチング(Teaching)とは、必要な知識や技術を整理してわかりやすく伝え、相手の理解と行動を促すことを指します。
- 一方、コーチング(Coaching)は、相手の中にある考えや答えを引き出し、主体的な成長を促すアプローチです。
- パワフルクエスチョン(Powerful Question)とは、相手の思考を深め、自発的な気づきや行動変容を促す効果的な質問のことを指します。
■コーチング(GROWモデル):GROW Model (Goal – Reality – Options – Will)

■コーチング(GROWモデル)イメージ事例
■ティーチング(Teaching)のサイクル
※10分間考えてください。
■コーチング(Coaching)とティーチング(Teaching)の違い
~「技を盗む」という観点から~
■信頼関係を構築する4つのポイント
1.正直、誠実な態度で接する
(約束は守る。良識ある行動)
2.相手の話を良く聴く
(相手の気持ち、状況を理解する)
3.接する機会を多く持つ
(部下との会話の回数が重要、時間ではない)
4.相手は宝物である、と思う
(将来すばらしい人になる。との期待)

■モチベーションの向上とコミットメント
- モチベーション(Motivation)とは、行動を起こし、継続するための内的なエネルギーです。 リーダーは、目標の意義を明確に伝え、成功体験を積ませることで、部下のモチベーションを高める役割を担います。
- コミットメント(Commitment)とは、自ら目標達成に向けて強く意志を持ち、主体的に行動し続ける覚悟を指します。 単なるやらされ感ではなく、自分の意思で「やり遂げる」と誓う心構えが重要です。

- モチベーション(Motivation)=成長意欲を刺激し、行動を加速させる原動力
- コミットメント(Commitment)=モチベーションを持続させ、成果に結びつける覚悟と行動力
リーダーは、両者を意識的に育みながら、部下の成長と目標達成を支援していくことが求められます。
■モチベーション向上への重要なポイント
1.部下の仕事内容についての満足度
2.将来の目標、夢との一貫性
3.上司や同僚からの感じ方
4.休日出勤や残業の量
5.仕事の達成度の度合い 6.上司との人間関係
■コミットメント、5つのレベル

■影響力を高める態度

- 育成にはティーチング(Teaching)とコーチング(Coaching)の両方が必要です。
- ティーチングは「明確に教え、実践させ、振り返り、気づきと改善を合意する」プロセスです。
- コーチングでは、パワフルクエスチョン(Powerful Question)を使って気づきを促します。
- 部下のモチベーション(Motivation)とコミットメント(Commitment)を育むことが重要です。
- リーダーは、正確性・一貫性・許容・開放性を持って接し、影響力を高める姿勢が求められます。
人材育成(Human Resource Development)と組織の成長(Organizational Growth)は、リーダー(Leader)にとって最重要のミッションです。 メンバー一人ひとりに真摯に向き合い、成長を支援していきましょう。
あなたのリーダーシップ(Leadership)が、組織(Organization)とチーム(Team)の未来を切り拓きます。
さらに、リーダーシップ十字モデル(Leadership Cross Model)で示した
「下から上へのリーダーシップ(フォロワーシップ:Followership)」の醸成も、強い組織を築き、次のリーダーを育成する重要なポイントです。
同時に、「横へのリーダーシップ(Peer Leadership)」や「外へのリーダーシップ(External Leadership)」も、組織の成長を加速させる鍵となります。
一方向だけではない、多面的なリーダーシップを実践し、次世代に続く持続可能な組織文化(Organizational Culture)を育てていきましょう。

以上
※提出課題は、個別クラスの指示に従ってください。

〒569-0088
大阪府高槻市天王町4-1 広本ビル1階
株式会社ワイドブック
代表取締役 廣本寿夫
072-691-6667
080-5036-1468(携帯電話)
say@widebook.net
https://www.widebook.net/