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IT, Digital Transformation, and Informatics

IT・DX・情報科学で未来を切り拓く人材へ

― 実務力と設計思考を鍛える総合研修コース ―

 現代のビジネスや社会を支える基盤技術として、IT(情報技術)はかつてないスピードで進化を続けています。さらに、単なる技術導入にとどまらず、ビジネスモデルそのものを革新するDX(デジタルトランスフォーメーション)の波が、あらゆる業種・業界に広がりを見せています。

 本コース体系は、ITの基礎スキルから始まり、情報処理・ネットワーク・システム構築・アプリ開発・クラウド活用に至るまで、「実務に直結する技術」と「思考力・設計力」の両面をバランスよく育成する構成となっています。

 加えて、情報科学(Informatics)の視点を取り入れ、「仕組みを読み解く」「モデルを設計する」「課題を構造化して解決する」力も鍛えます。これにより、単なる技術者ではなく、変化を先導し、価値を創造できる人材としての成長をめざします。

 前半2日間では、「順次・分岐・反復」の基本構造を通じて、プログラム設計の基礎とロジカルな思考力を育成します。
※DX時代は、難しいプログラミング技術よりも、システム全体を設計できる力が重視されます。
 そこで本コースでは、自動販売機を題材に、モデリング → フローチャート → プログラミングという一連の設計プロセスを体験し、仕組みを読み解く力を身につけます。

 後半3日間では、徹底した演習を通じてC言語での実装力とアルゴリズム理解を強化。ひたすらコードを書く中で、基礎を「使える力」へと転換します。

推薦のことば

― 貴社の未来を拓く、戦略的な人材投資 ―

 WIDEBOOK Learningの研修は、単なるスキル習得にとどまらず、DX時代に不可欠な「ロジック力」と「システム構築力」を経営層に根付かせる戦略的プログラムです。

 本研修を通じて、リーダー層は複雑な課題を構造的に捉え、論理的に解決し、それを具体的な事業変革と収益向上へつなげる力を獲得します。これは、激変する市場環境の中で貴社が常に先を読み、競争優位を築くための大きな武器となるでしょう。

 私は、貴社がこの研修を通じて、未来への確かな一歩を踏み出されることを心より願っております。

鶴保 征城(Tsuruho Seiki)先生
学校法人専門学校 HAL 校長/IPA 顧問/情報処理学会 名誉会員

― C言語からC#へ、思考力と実装力を高める4ステップ ―

 デジタル技術の進化とともに、DX時代に求められるプログラミング力は、単なるコード記述の技術にとどまらず、「設計する力」「モデル化する力」「仕組みを理解し、再現する力」へと進化しています。

 本コースでは、C言語をベースに「順次・分岐・反復」といった基本アルゴリズムの理解からスタートし、状態遷移や制御設計といった応用力の習得、さらにGUIアプリケーション開発(C#・.NET)への実践的な展開までを、4部構成で段階的に学びます。

 ロジック力とアルゴリズム思考を軸に、演習とアプリ開発を通じて、DXを支える“考えて創る”プログラマ人材を育成します。

【第1部】基礎編

 「順次・分岐・反復」の3つの基本処理構造を軸に、プログラムの設計力とロジカルな思考力を、C言語を通じて体系的に習得します。
 特に、DX時代に不可欠な設計力を学ぶために、自動販売機を例にモデリングから、フローチャート・プログラミングの一連の流れを学びます。

【第3部】演習・復習編

 演習・確認問題を徹底的に解くことで、基礎と応用の定着を図ります。アルゴリズムの理解とC言語への実装力を一歩進めるコースです。

【第4部】実践編

アプリケーション開発入門(C#編)
― C言語で学んだロジックを「動くアプリ」に昇華する ―

「C言語」から「C#」「.NET」へと橋渡しを行い、実践的なアプリケーション開発スキルを身につけます。

※C#は、C言語系の文法をベースにしつつ、.NET環境に最適化されたモダンなプログラミング言語です。

主な学習内容:

  • Visual StudioによるC#アプリ開発の基礎
  • C言語との構文比較(if文、for文、関数など)
  • OSとフレームワークの違い、.NETの概要
  • ロジックのGUI化(例:自動販売機モデル → ボタン操作アプリ)
  • 入出力インターフェース(フォーム入力・出力表示)
  • イベント駆動型プログラミングの基礎(ボタンクリック・状態遷移)
  • イベント駆動の限界と補完技術(非同期処理・MVCの導入など)
  • 小規模な業務アプリ・ゲーム風アプリの制作演習(習熟度別に選択)

 研修終了後には、本コースで構築したひな形システムを提供します。
受講者各自がこのひな形をベースに機能を拡張し、販売管理システムとして完成させていきます。
※ご希望に応じて、有償での個別サポートもご利用いただけます。

 本コースでは、ウォーターフォール開発を基本としながら、アジャイル開発や各種ツールの活用も取り入れ、柔軟かつ効率的な開発力を養います。

【カリキュラム概要】

 本コースでは、実際のシステム開発プロセスに沿って、以下のステップを順に学習・実践していきます。実務に近い流れを体験することで、現場で通用する開発スキルを段階的に習得します。

※学習時間や日数は、受講者の前提スキルや目的に応じて、柔軟にカスタマイズ可能です。

1.業務要件定義
 業務の流れや課題を明確にし、システムで解決すべき業務要件を整理します。

2.システム要件定義
 業務要件をもとに、システムに求められる機能や性能を具体的に定義します。

3.外部設計
 ユーザーインターフェースや画面設計、外部とのインタフェース仕様などを設計します。

4.内部設計
 プログラム内部の処理構造、データベース設計、モジュール設計などを行います。

5.コーディング
 設計書に基づき、実際にプログラムを実装します。

6.テスト
 単体テスト、結合テストを通じて、システムが正しく動作するかを検証します。

7.納品
 成果物をまとめ、ユーザー環境への導入・引き渡しを行います。

※開発演習では、実績のある販売管理システムをベースに、実稼働システムのテンプレートを提供し、実務に即した開発体験を行います。

 また、当社CTOパートナーである村上 淳が保有する特許技術を基盤としたクラウドソリューションもあわせてご紹介します。

― ITとクラウドを支える実践スキルを習得 ―

 デジタル技術が急速に進化する現在、DX(デジタルトランスフォーメーション)は企業活動の根幹に関わる取り組みとなりつつあります。本コースは、そうした変革を支える「現場のDX実装力」を基礎から体系的に習得することを目的としています。

 パソコンやネットワーク、サーバ、データベース、クラウドといったICTの主要技術に対し、単なる知識習得にとどまらず、実習を通じて「設計・構築・運用」のスキルを段階的に身につけていきます。特に、業務現場で即戦力として求められる構成要素の理解と、基盤技術のつながりを実感できる内容です。

 これからDX推進の一翼を担う人材として、ITの基盤を確実に押さえ、変化に強い技術力と実践力を育てていきましょう。

※学習時間や日数は、受講者の前提スキルや目的に応じて、柔軟にカスタマイズ可能です。

1.パソコン基礎(7時間)

 ICT(ネットワークで構成されるコンピュータシステムによる情報技術)を支える各構成要素の中でも、特にコンピュータ(サーバやパソコン端末)に焦点を当て、ハードウェアおよびソフトウェアの両面に関する知識と、実践的な技術を習得します。
 本コースは、ICT事業を推進するうえで不可欠な基礎スキルの習得を目的としています。

2.ネットワーク基礎(7時間×2日)

 ICT(情報通信技術)を構成する各要素の中でも、特にネットワークに焦点を当て、構築実習を中心に知識と技術の習得を行います。社内LAN・WAN、インターネット、イントラネットなど、ネットワークにはさまざまな形態や用途があります。本コースでは、あらゆる形態・用途に柔軟に対応できる、実践的なスキルを身につけます。

 企業向けICT事業を展開するにあたっては、コンピュータ(サーバやパソコン端末)を活用し、ネットワークを構築することで、初めて情報システムが成立します。ネットワーク構築技術は、コンピュータと並び、ICTの基盤を支える不可欠な技術です。

3.サーバ基礎(7時間×2日)

 ICTを構成する要素の中でも、最も重要な役割を担うサーバについて、さまざまな用途に応じた構築・運用・保守技術を、実習を中心に習得します。ICT技術は、極論すれば「サーバからネットワークを通じてサービスを受けること」と定義できるほど、サーバは中心的な存在です。

 特に、企業向けICTシステムインテグレーターとして、企画・提案・構築・運用を総合的に担う場合、サーバ技術は他社との差別化を図る上で、非常に重要な領域となります。

4.データベース基礎(7時間×2日)

 近年のICT産業において、サーバサービスの中で最も重要な役割を担うのがデータベースです。企業向けICT事業に携わるうえで、データベース技術は避けて通れない必須分野となっています。

 インターネットの世界でも、あらゆるサービスの背後にはデータベースが存在します。Google、X(旧Twitter)、Facebookといった巨大プラットフォームから、小規模なインターネットサービス(アプリ・Webアプリ)に至るまで、すべてのアプリケーション構築の根幹を支えるのがデータマネジメント技術です。

 特にインターネット関連のICT事業で成果を上げるためには、データベース技術の習得が不可欠です。一方で、データベースはサーバサービスの中でも難易度の高い知識分野とされています。

 本コースでは、実習教材としてMicrosoft Accessを使用し、身近で実用的な演習を通じてデータベースの基礎知識・技術を習得します。さらに、Microsoft SQL Serverへ展開可能なスキルを育成する、当社独自のカリキュラムにより、本格的なデータベース構築力を身につけます。

5.クラウド活用基礎(7時間)

 ハードウェアの高性能化が進む中、1台のマシンに対して1つの仕事(サーバの場合は1つのサービス)だけを担わせるのは非効率であるという考え方が広まりました。この発想から生まれたのが、1つのハードウェア上に複数の論理マシン(仮想マシン)を構成し、ハードウェアをあたかも複数台あるかのように活用する技術です。

 この技術こそが、いわゆる仮想化(バーチャライゼーション)の始まりであり、
現在のクラウドコンピューティング
の基盤となっています。

(Education Network for Practical Information Technologies)

― 技術とビジネスの架け橋を築く実践プログラム ―

 本プログラムは、ソフトウェア開発・クラウド活用・AI・セキュリティ・ビジネス創出といった、DX時代に不可欠なテーマを網羅的に学ぶ実践型教育コースです。

 ソフトウェア設計や暗号技術、通信プロトコルなどの専門性を深めると同時に、プロジェクトマネジメントやWBSの作成、新規ビジネスモデル設計など、実務と直結した力も習得します。

 技術とビジネスをつなぎ、社会に価値を提供できる次世代のITプロフェッショナルを育成することを目的としています。

⓵ソフトウェア開発とビジネス創出の関係

⓶クラウドビジネス創出入門

⓷クラウドのこころ

⓸人工知能の基礎

⓹モデリング概論

⓺ソフトウェア設計実践

⓻セキュリティ基礎

⓼暗号の基礎

⓽インターネット通信プロトコルにおけるセキュリティ技術

⑩プロジェクト学習のためのプロジェクトマネジメントの基礎

⑪プロジェクト学習のためのWBSの作り方

⑫プロジェクト学習のためのWBSの作り方・実践編

⑬新規ビジネスモデル創造実践 ~ビジネスモデル設計方法の基礎を習得する~

※「enPiT2」:2016年度から2021年3月の活動プロセスで制作した動画教材です。

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