~部下育成~
■リーダーシップを発揮してチームメンバーを育てる
【目標】
・コーチングルーペを通してチームメンバーの育成方法を理解し、育成プランを考えることができる
皆さんは、自分自身の力をどこまで引き出せているでしょうか。 コーチングは、自分の可能性に気づき、それを最大限に伸ばすための手段です。 目標に向かって行動を変化させるために、客観的な振り返りを行っているでしょうか。 また、チームメンバーの現状や悩みを理解し、適切な対話や提案を行っているでしょうか。
コーチングルーペ(坂本龍子)

コーチングルーペとは、
自分自身や相手の考え・行動を、拡大して丁寧に観察するための視点のことです。
普段は見過ごしがちな小さな変化や本音に気づき、成長やサポートにつなげるために使います。
タイプ別育成方法(ワーク・マッピング)
多くの管理職は、無意識のうちに自身の指導スタイルを部下に押し付けてしまいがちです。 しかし、部下のタイプや個々の特性を正しく認知できなければ、効果的な指導にはつながりません。 現状を正確に把握し、部下一人ひとりの強み・課題を見極めることが、指導の出発点です。
まずは先入観を捨て、部下の行動や反応を丁寧に観察する姿勢が求められます。
現状認知の精度が、指導の質と成果を大きく左右します。

タイプ別指導方法策定演習(シート記入)
・4人それぞれの位置を、シートに名前で書き入れよう。
・4人それぞれに対してどのような指導・コーチングを行うか?

※20分間考えてください。
タイプ別指導方法策定演習(解説)
タイプ別指導方法(まとめ)
■部下を如何に育成するか
部下をやる気にさせ、成長を支援することは、リーダーにとって最も重要な使命です。 そのためには、まず部下を型にはめず、現実をありのままに認知する力が求められます。 先入観や過去の成功体験に固執すれば、部下の真の可能性を見誤り、成長の芽を摘みかねません。 タイプに応じた支援を行うには、特性と課題を正しく見極め、対話と実践を積み重ねることが不可欠です。 現状認知の精度こそが、組織力とリーダーシップの質を決定づけるのです。

ここで思い出したいのが、山本五十六の言葉です。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」
──部下の成長を促すには、観察し、理解し、導き、そして励ます。この不断の積み重ねがリーダーに求められています。

以上
※提出課題は、個別クラスの指示に従ってください。

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