変化を読み解き、未来をデザインするために。
― DX時代に求められるロジック力とモデリング力への導入 ―
※SEと言う職種が生まれた、1970年代前半でした、これからを考えるために是非、一読ください。
まえがき
本章は、ICT(Information and Communication Technology)、IT(Information Technology)、IoT(Internet of Things)、DX(Digital Transformation)、そして生成AI(Generative AI)の変遷を整理しながら、DX時代・生成AI時代に必要となるロジック力とモデリング力への導入を行うための章です。
私たちの社会、生活、ビジネス、そして仕事の進め方は、コンピュータの登場以来、大きく変化してきました。かつては、紙の帳票、台帳、手作業を中心に進められていた仕事が、コンピュータによる事務処理、情報システム、ネットワーク、インターネット、クラウド、モバイル、IoT、AI、そして生成AIへと広がってきました。
この変化は、単に新しい技術が登場してきた歴史ではありません。情報をどのように処理するのか。業務をどのように支えるのか。人や組織をどのようにつなぐのか。経営やサービスをどのように差別化するのか。そして、これからの社会をどのようにデザインしていくのか。情報技術の変遷は、こうした問いとともに進んできました。
本章では、この流れを初心者にも理解しやすいように、図解を交えながら整理します。まず、ICT、IT、IoT、DX、生成AIという言葉の意味を確認し、それらが時代の中でどのように発展してきたのかを見ていきます。さらに、情報技術の変化が、仕事や職種、人材にどのような影響を与えてきたのかを確認します。
2022年以降、生成AIの登場により、情報収集、分析、文章化、可視化、設計、開発支援など、知的作業の進め方も大きく変わり始めています。生成AIは、私たちの思考や作業を支援する強力なパートナーになりつつあります。
しかし、生成AIが進化するほど、人間に求められる力も明確になります。それは、現状を正しく捉え、全体の絵を描き、あるべき姿を構想し、実現可能な仕組みとして設計する力です。すなわち、現実をモデルとして捉えるモデリング力と、そのモデルを実現可能な流れや構造として整理するロジック力です。
なお、本章は詳説版として、情報技術の変遷、AIの歴史、生成AIの活用、モデリング力とロジック力の必要性をやや丁寧に扱っています。講義で学生に配布する教材については、主要な図解を中心に再構成した50〜80ページ程度の配布用テキストを別途作成します。
本章が、読者の皆さまにとって、DX時代の変化を読み解き、自らの学び、仕事、そして未来のあるべき社会をデザインするための出発点となれば幸いです。
2026.06.17
株式会社ワイドブック 廣本寿夫
(WIDEBOOK Inc., Hisao Hiromoto)
with ChatGPT

目次
0-1 情報技術の変化を読み解く
0-2 ICT・IT・IoT・DX・生成AIの時代的変遷
0-3 ICT・IT・DXと職種の変遷
0-4 AI(Artificial Intelligence)の歴史と現在
0-5 生成AIを活用する5つのステージ
0-6 モデリング力とロジック力が必要になる理由
0-7 未来をデザインするために
第0章のまとめ

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