DXとは何か(原著定義)
“The digital transformation can be understood as the changes that the digital technology causes or influences in all aspects of human life.”
(デジタル・トランスフォーメーションは、デジタル技術が人間の生活のあらゆる側面において引き起こす、または影響を与える変化として理解できる。)
— Erik Stolterman & Anna Croon Fors, Information Technology and the Good Life (2004, Umeå University)
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※IT(アイ・ティ:SIS)とは、ICTやAI、IoT、ロボットなど多様な情報技術を活用し、経営・ビジネスを差別化することです。(1990年代にアメリカで定義)
あなたの業務を、未来へつなぐ。
As-Is(現状)を的確に捉え、To-Be(あるべき姿)を描き、その道筋を設計する。
本コースの核は 「問題解決からあるべき姿を描く力」 です。
課題を整理し、改善の方向性を見出し、未来志向の業務モデルを構築する力を養います。
DX入門 全社研修(基礎編) 目次案
午前:気づきと基礎理解
- DXの定義と歴史
- 2004年の原著定義(生活全体の変革)
- ICT → IT(SIS:戦略的情報システム)→ DX への発展と文脈
- システムの基本概念
- システムは「入力 → 処理 → 出力」で整理できる
- 人・モノ・情報の流れを見える化する重要性
- モデリング演習
- 機能構成図・状態遷移図を用いた業務モデリング
- 演習題材(例):自動販売機
- As-Is演習(現状把握)
- 自分の業務をモデル化する
- 業務フローを作成し、現状の問題点を抽出
- To-Beのイメージ(仮説レベル)
- データ活用を前提とした「あるべき姿」をイメージする
- (まだ具体設計ではなく、未来像のスケッチ段階に留める)
午後:問題解決と未来志向
- 課題の構造化(ProblemとIssueの違い)
- Problem(問題)=現状とあるべき姿のギャップ
- Issue(イシュー)=本質的に解決すべき問い(取り組むべき核心テーマ)
- 課題の構造化と優先順位付けの重要性
- では、確固たる合意形成が重要
- Why-Why分析とゴール設定
- 真因特定のためのWhy-Why分析(なぜを繰り返す思考法)
- 真因を踏まえたゴールの設定
- ゴール達成に向けた戦略とアクションプランの策定
- ミニ演習:自部門課題の改善シナリオ
- Problem → Issue → Why-Why → ゴール → アクションプラン
- 自部門のAs-Isモデルを基に改善シナリオを構築
- 共有セッション
- 成果を発表し合い、他部門の視点から学ぶ
- 講師側から「部門横断」を押しつけず、あくまで「気づきの交換」に留める
- まとめ:我々が挑戦すべきDX
- DXは「現状の見える化」から始まり、「問題解決の反復」を通じて進展する
- その延長線上に、社会課題解決や新しいビジネス創造があることを全員で確認する
以上
2025年9月8日
株式会社ワイドブック
代表取締役 廣本寿夫
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